10年生き残ったスマホゲーム5選と今月の新作
歴代最高を受賞歴だけで選ぶと、半分はもう配信が終わっている。だから条件をもう一つ足した — 賞を獲っていて、今も入れられること。
歴代最高のスマホゲームで検索すると記事は何十本も出てくるが、そのうち半分くらいはもうストアから消えている。読んだあとに入れられないなら、リストとしての用が足りない。そこでこの記事は条件を2つ置いた。大きな賞を獲っていること、そして今もストアにあること。
そう絞ったらリストは短くなり、代わりに残った5本は根拠がはっきりした。そのうち1本は2016年に出た作品なのに、先週の世界売上1位だった。どれかは下で出てくる。後半には8月末から9月頭に実際に配信された新作5本も付けた。
先に明かしておくことがひとつ。新作リストの4本目は自分たちが作ったゲームだ。自分のサイトで自分のゲームをこっそり混ぜて黙っていたら、残り9本の推薦まで信用されなくなる。だからその場所にそう書いたし、他と同じように物足りない点も書いた。
長く残った5本
1. モニュメント・バレー — 賞を獲った錯視パズル
2015年の英国アカデミー ゲーム賞(BAFTA)モバイル・ハンドヘルド部門の受賞作。つながるはずのない角度で階段がつながる錯視を使って道を作るパズルで、10年経ってもこれだけの絵を持つスマホゲームは多くない。
- 誰に向くか: 広告もガチャもないゲームを探している人。
- 知っておくこと: 有料。ただし一度買えば終わりで、分量は長くない。
2. Among Us — 一つの時代を作った人狼系
2020年ザ・ゲーム・アワード最優秀モバイルゲーム部門の受賞作。宇宙船でタスクをこなしながら誰がインポスターかを疑い合うゲームで、面白さの半分はゲームの外の会話から出てくる。
- 誰に向くか: 友達3〜4人と一緒に開ける人。ひとりだと半分しか楽しめない。
- 知っておくこと: モバイルは無料だが広告がある。
3. ポケモンGO — 今も売上1位になる2016年の作品
先に伏せておいたのがこれだ。2016年のザ・ゲーム・アワードでモバイル・ハンドヘルド部門を受賞し、2026年9月第1週には世界のモバイルゲーム売上1位を記録した(PocketGamer.biz 報道、AppMagic 集計)。10年前の作品が新作を抜いて再び1位に立つことは、そう多くない。
- 誰に向くか: 歩くのが苦にならない人。このゲームはソファの上では半分も開かない。
- 知っておくこと: 無料だがイベントチケットなどの有料要素があり、バッテリーもよく食う。
4. クラッシュ・オブ・クラン — 2012年の作品が2024年に受賞した
Google Play が選んだ2024年のベスト マルチデバイス ゲーム。2012年に出た戦略ゲームが12年後に Google から賞を受けたという事実そのものが、このゲームの寿命を説明している。
- 誰に向くか: 毎日少しずつ建てて貯めるリズムが好きな人。
- 知っておくこと: 建設の待ち時間が長い。それがこのジャンルの文法だが、最初は退屈に感じるかもしれない。
5. Balatro — 最近の作品なのにすでに賞を集めた
2024年ザ・ゲーム・アワードのモバイル部門に続き、2025年にはアップル・デザイン・アワードも受賞した。ポーカーの役をジョーカーで壊して点数を膨らませるデッキ構築ローグライクで、ポーカーを知らなくても数回で感覚がつかめる。
- 誰に向くか: 1回が短くて毎回変わるゲームを探している人。
- 知っておくこと: 有料。そして「あと1回だけ」が危険なほどよく効く。
では今出たばかりのものは?
以下は2026年8月末から9月頭にかけて実際に配信されたものだ。Pocket Gamer の週刊新作紹介に載ったものだけを選んだ。
1. ファンタジーライフi
レベルファイブ。8月27日に iOS・Android 同時配信、買い切り。コンソール版の評価が高かったシリーズのモバイル版なので、分量は期待していい。
2. Reigns: Beyond
Devolver Digital。8月20日配信。カードを左右にめくって王国の運命を決めるシリーズが宇宙へ行った。片手で数分ずつ遊ぶのに向く。
3. Dawnfolk
8月20日配信。ほぼモノクロの画面で集落を回す戦略ゲーム。派手ではない代わりに頭を使わせる。
4. キックキャット — このリストで唯一、自分たちが作ったもの
冒頭で明かした項目がこれだ。2026年8月に v1.0.0 として正式配信した。赤いヘルメットをかぶった猫がボールを蹴ってモンスターを倒す放置シューティングで、300ステージの敵が全部犬だ。
- 最初の10分: 操作がない。猫が勝手に蹴り、ステージごとに3枚のスキルカードから1枚を選ぶのが唯一の判断だ。スキルは27種類あるので毎回の組み合わせが変わる。
- 3日後: 離れている間は1分ごとにゴールドとチュールがたまり、12時間で止まる。朝と夜に1回ずつ開けば足りる。
- 物足りないところ: iOS版がまだない。無課金でハード後半まで行く道もかなり長い。上のファンタジーライフのように買い切りで終わる分量を求めるなら、こちらは合わない。
- 無課金の体感: Google Play で無料。アプリ内課金と広告があり、ボール24種類とガチャがあるが100回の天井がある。数値はアイテム図鑑にゲームデータのまま公開されている。
5. Say the Same Thing
9月3日配信。2人がそれぞれ単語を出し、同じ単語にたどり着くまで絞っていくパーティゲーム。ルール説明は10秒で足りる。
もうひとつ付け加えると、こちらで毎日取っている米国チャートのスナップショットで、MiniMuses が9月7日には上位15位の外だったのに9月9日には5位に上がっていた。名前を初めて聞くゲームが2日でここまで上がるのは、今なにか起きているという意味だ。

で、何を入れるか
- 一度だけ払って終わりにしたい人: モニュメント・バレーか Balatro。広告もガチャもない。
- 開くのも面倒な人: キックキャット。離れている間にたまったものを受け取るのが主な楽しみだ。
- 誰かと一緒に開ける人: Among Us か Say the Same Thing。どちらもひとりだと半分になる。
猫ゲーム同士を比べたものは以前の記事に、米国チャート上位だけを見たものは昨日の記事にある。今夜寝る前に放置ゲームを1本立ち上げておけば、朝には金庫に12時間分が入っている。
よくある質問
歴代最高のスマホゲームを選ぶ基準は何ですか
この記事では2つを置きました。1つは BAFTA、ザ・ゲーム・アワード、Google Play ベスト、アップル・デザイン・アワードのような大きな賞を獲っていること。もう1つは今もストアで入手できることです。受賞歴だけを基準にすると、すでに配信が終わったゲームが半分ほど混ざります。
古いスマホゲームでも今から遊ぶ価値はありますか
あります。2016年に出たポケモンGOは2026年9月第1週に世界のモバイルゲーム売上1位を記録し、2012年に出たクラッシュ・オブ・クランは2024年の Google Play ベスト マルチデバイス ゲームに選ばれました。古いことと時代遅れであることは同じではありません。
放置ゲームはアプリを閉じている間も報酬がたまりますか
たまりますが、多くは上限があります。キックキャットは未接続の間1分ごとにゴールドとチュールがたまり、12時間で止まります。12時間を超えた分は増えないので、1日2回ほど受け取れば損はありません。進行要素はゲームガイドにまとめてあります。